2018年7月20日金曜日

『困難な結婚』を読んで

結婚とは安全保障である。
結婚、相手に期待し過ぎ。

たぶん、これがこの本の主旨。
結婚は病める時も健やかな時も一緒に頑張るっている契約で、
それ以上でもそれ以下でもないと、ずいぶん冷めたご意見です。

おはようなどの挨拶、みたいな当たり前のことが出来れば
何とかなるとか、家庭にはボスがいるべきというのは、まぁそうかなと思った。

仮に平和的に平等で、力関係が一緒の家庭があったとして、
健やかな時には問題ないけれど、何かあった時には、
一気に力関係が崩れてしまって、そのことに不満を感じてしまう。
そのことが離婚に結びつきやすい(と書いてあったかは忘れたけれど)。

問題になるのは実際の不平等とかではなく、不満に感じるかどうか。

そういう話。結婚に、相手に夢を見て、そことの乖離に不満を感じながら、
生活したら不幸になってしまう。
お金だって、足りないと思うから不満に感じるので、ちょっとあまるくらいの
生活が普通だと思い、そういう生活をすれば、不満もなくなる、
というような話が書かれている。

実際、その通りなんですが、なら結婚ってなんだろうか?
という話。

著者に言われると、全く違う人間が、一緒に暮らしているだけで奇跡
なんだから、それ以上を望むのはお門違いだということになるんだろう。
そうやって暮らしているだけで十二分にお釣りがくるくらいにメリットがある、
大人になれると。

言っていること自体は、ちょっと違うような気がしますが、
マイナスから仰ぎ見るか、プラスから見下ろすか、
視座が違うだけで、言っていることは大した変わらないのだと思う。

どっちが納得感があるかはその人次第なんでしょう。

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