ファッション非モテな人もいるよね、というのを見て考えたけれど自分は真正の非モテなのでそこのところを振り返ってみる
まず小学校から大学までの学生時代に同世代の女性(いとこと姉妹を除く)と話をした記憶がほぼほぼない。
小学生の頃の記憶はあまりないけれど、友人は少なく、当然ながら友人は全員男。友人に恋人が出来たとか、恋しているなんて話を聞いたことはない。クラブには入っていたが将棋で女子はいなかったと思う。高学年にもなるとそれこそ話なんてしない。恐らく能力に偏りがあるらしく、どう言いつくろっても同世代よりも幼くバカだったと思う。他人の心なんて分かろうはずもなく、幼さからくるだろうクズだなぁというエピソードもいくつかある。そういう性格面の問題もあったが、生育環境的に周りから浮いていた、悪い意味で。
中学生にもなると完璧に女子と話すことはなかったと思う。少なくとも記憶にない。部活は運動系だったが、男女で交流はなく大会でもブルーシートの端と端で交流があった記憶がない。コミュ障が極まっていた時期でもあり、友人も数えるほどで年によってはクラスに一人もいないなんてこともあった。その友人と色恋話は当然したこともない。生育環境的にも周りが見え始める年ごろなので浮いた。修学旅行とか行ったと思うのだけれど、はてどうだったか?就職してから実家に帰ると同級生の女の子が結婚したとか両親に言われたりするが、卒業以来、同級生を見かけたことさえない。(見かけてもたぶん分からない)
高校生にもなるとより極まった。友人関係はより薄くなり、部活にも所属しない。そのため学校は行き来をするだけでプライベートで友人と遊んだ記憶もない(何だかんだで小中では友人と遊ぶこともあった)。女子と話をすることも当然ない。罰ゲームで話掛けて来たけれど、嫌なので逃げたことがあるくらいか。そもそも男子が多い学校だったように記憶している。友人の一人は色恋話が好きだったので、ちらっと話を聞いていた気もするが興味もなかった。
大学生では、高校生で極まったと思っていたのが甘いくらいに極まった。高校までは実家にいるので家族と話をするのだけれど、大学生では一人暮らしを始めたので基本的に他人と話すことはなかった。友人も当然ながら一人もいない。発生するのは授業の質問で時々答えるだけ。長期休みの時はどうしていたかあまり記憶がないが、実家にも帰らないで大学にも行かないと本当に一言も話をしないわけで、1か月発声しないなんてこともあった。そうなると声が出なくなるので一度経験してみると良い。外交的な性格ではなく、寂しいという感覚も分からないので、友人を作ろうとか遊びに出かけようなんてことはしようとも思わず過ごした。生活出来るくらいに仕送りをもらっていたのでバイトもしていない。修学旅行的なものにもいったが同室になったモテ男は女性を連れ込んでいて、複数人の女性がそのモテ男を取り合ってバトっていたが、自分は我関せずだったし、女性と話をすることもなかった。
とここまでは非モテというかそれ以下なのだけれど、少しだけ改善してくるのが就職活動と教育実習、バイトをしたからだろう。教育実習では担当の先生や生徒と話をしたし、少しは教育実習生同士で話をしたり飲み会をすることもあった。ちなみに飲み会という文化を知ったのはこの時が初めてだ。ただし、教育実習は横の繋がりは少ないので交流というほどの物はない。恒例となっているらしい離任の時のラブレターというのも私はもらっていない(他の人はもらっていたので非モテの片鱗が知れるという意味で記載している)、それ以外でも個別に生徒と話すことはほとんどなかった。
就職活動では、GDで学生さんと話をするし、面接官とも話をする。そこからすると人間関係の進歩といえる。一般的な人間からすれば小さな一歩だが以下略。コミュ障なので当然ながら面接官に馬鹿にされることも多く選考に落ちまくった。それでも何とか内定を取り、同期と飲み会などで交流することになる。女性も多かったので少しは話をしたと思う。まぁ、内定から配属までで同期の女性と話をした時間は全部合わせても1時間以下だと思うが。それでも同期との飲み会で偶然隣に女性が座って少し雑談を、という場面がちょいちょいあった。内定後に初めてのバイトをして合宿にも行った。ただ女性はいなかったので、人間関係の経験が若干着いた程度。
さて、ここまでで女性の影は全くない。そしてここからも全くない。あれはもしかして自分に話をしたかった(仲良くなりたかった)のかな?と思う、勘違いエピソードさえもほぼほぼない。高校入学当初、中学で同級生だった女子と同じ電車になりチラチラ見ていたとか、配属決まってから同期の女子が自分の所にだけ雑談しに来たとかその程度の話。
配属したら女性はいた。そりゃいるだろう。同じくらいの年齢の女性もいたし新人が同じチームに配属されたこともある。ただ、プライベートな話をするかというと全くしないし、こちらもあちらも色恋沙汰になりそうな雰囲気さえ全くない。寿退社を何人も見送った。飲み会も何度も経験したし、雑談もするので学生時代からすると大幅な進歩といえるだろうが。一番仲が良くなった女性でもせいぜい職場で愚痴を聞いてあげる程度で、2人で飲みに行くとか出かけるなんてプライベートな関係になったことはない。サークルで合宿したりもしたが、そこでも個人間での交流はない。
じゃあ100%色恋の話はないのか?というとさすがに違う。といっても自分に、ではなく同期にそういう話があって身近に感じるという話。結婚したとか、婚活しているとかそういう話だ。一度は数合わせで合コンというものにも参加した。今思い出してもひどい合コンだった。あそこまで下品というかひどい女性(若さからの場を和ませるノリなのだろうが)は見た記憶がない。あとは、お見合いを組ませてほしいと言われたこともあった。まぁ面白そうだしと思ったが実現はしなかった。
とこんな感じで36歳を迎えて婚活を開始する。もしかしたらこの上の非モテもいるのかもしれないが、まぁまぁ底辺の底辺の方だろう。婚活開始時点で見てみると。それ以降は結婚もしたし底辺から脱却しただろうが、モテない点は大差ない。
非モテを極めているせいなのか、モテたいとか「女性」と交流したとかいう欲が全くない。今でも全くない。女性というよりも人生のパートナー探しが目的。人生をちょっと共有して伝え合う相手、子どもを産み育てる相手を探して婚活をしている。まずもって相手にその気になってもらうのが難しいが、そのハードルをクリアしたとしても今度は女性として愛せるかというのがハードルになってくる。これはお相手には言わないが心の中では大きな壁になっている。コミュ障も相まって、婚活も結婚生活も難航するのは当然のことだとしか言いようがない。
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