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2023年2月21日火曜日

『傲慢と善良』を読んで *ネタバレ*

婚活が軸になった小説だということで読んでみました。

婚活というか結婚という行動に関わる様々な人の傲慢さを炙り出していく人物品評会的な側面が強い作品。あとは、主題であるところの良い子の女性の傲慢さ善良さ生きづらさを描いている。このカップルがどうやって過ごしていたのか断片でしか描かれていないので結末は説得力がなく尻切れトンボな印象を受ける。そこはこの物語で語られる性格から察してくれとか、あくまで愛の一例ということなのだろうが。

何が良くて何が悪いのか、何が傲慢で何が善良なのか、決めつけている印象はなくみんなそれぞれの人生を一生懸命に生きていて、それはどれも尊いものだと言っているようにみえる。とはいえ、勇気や行動、失敗は推奨していると思うけれど。

人物品評会的な側面が一番気になるところなので各人物ごとに感想をまとめてみる。

ちなみに「真実(しんじつ)」とルビが振られる珍しい作品。ヒロインの名前が「真実(まみ)」だからだけれど。


〇登場人物

西澤架

坂庭真実

岩間希美(真実の姉、既婚)

坂庭陽子(真実の母、既婚)

三井亜優子(架の忘れられない元カノ、既婚)

小野里(相談所の奥様、既婚)

金居智之と妻(真実のお見合い相手1人目、既婚)

有坂恵(真実の群馬県庁時代の同僚、中学の同級生、既婚)

花垣学(真実のお見合い相手2人目、未婚)

ジャネット(真実の東京での派遣先である英会話教室での同僚)

美奈子・梓(架の女友達)

谷川ヨシノ(真実のボランティア先の担当者、シングルマザー)


その他

    大原夫婦(架の親友)

    坂庭正治(真実の父)

    架の母

    泉(真実の同級生、キャリアウーマン、既婚)

    樫澤耕太郎(ボランティア先の写真館の若主人)

    早苗・力親子(ボランティアの同僚、逃げて来た)

    高橋(地図作りの先輩、男性)

    石母田(石巻の神社のおばあさん)


〇登場人物ごとの感想

西澤架

モテモテだったが結婚を我がこととして考えられずに婚期を逃して婚活する。しかしピンとくる女性がおらず、その中で第二候補(第一候補はシングルマザー)だった真実と2年付き合い婚約。失踪した真実を探す中で真実への理解と、自分の傲慢さを理解して結婚の決意を強めることになる。途中何度か指摘されるが善良な人間。真実も善良な人間だが、モテと非モテの対比になっている。そこは男女と親、住んでいる場所の影響が強いのだろう。善良であるがゆえに不器用で鈍感なところがある。結婚相手としては申し分ない感じがする。

ピンとくるという感覚は、自分自身につけた値札と同額のお相手が目の前に現れた時に感じる感覚だという話があったが、少なくとも失踪前だと真実は一段劣る印象を受ける。失踪後は100点になったんじゃなかろうか。

坂庭真実

関係者に話を聞けば聞くほど善良ではあるが、傲慢で精神的に幼い。結婚相手としてはかなり微妙だなぁと。典型的な善良な婚活女子という印象。失踪以降は成長した気がする。ただ、作品自体の話だが、ボランティア活動で何でここまで成長するのか、どうもうさん臭さがある。群馬県庁の臨時職員から派遣で英語教室の事務になった。大学は女子大で、世間知らずで従順。両親が世間知らずで子どものことを考えることが出来ない人だったのが一番の不幸。ただ姉は同じ轍を踏んでいないわけで、真実本人の性格も関係しているのだろう。現実では失踪やストーカー騒動など起こせないので、こんな感じで成長はしないのだろうなと。

良い夫婦になりそうな感じで描かれているけれど、実際は数か月でこんなに成長出来るだろうか、身に染み付いた性質がそんなに変わったら世話がない。

ただし、彼女が2年間していたのは恋愛で間違いないと思った。

岩間希美(真実の姉、既婚)

狭い社会から外に出た女性かつ身内として登場。真実を突き放す感じがある。

坂庭陽子(真実の母、既婚)

狭い社会の中だけで生きていて、自分の都合以外は考えない。いくつになっても真実を子どもとして扱う母。

三井亜優子(架の忘れられない元カノ、既婚)

話が合って、活動的でどんな人にも好かれる100点の女性。別れを切り出した時に架から別れるのは嫌だ結婚して欲しいと言われて遅いと言ったのは、そんな気持ちで結婚しても歪みが出てきてうまくいかないということなのだろう。そういう鈍感ゆえに歪みを全部引き受けた架と対極にある。なぜ若い年齢で結婚を意識して将来を考えることが出来たのか、両親や活動的なことが影響していると示唆されている。

小野里(相談所の奥様、既婚)

作者の代理として婚活を俯瞰して眺める役目に感じた。名言として引用されるのは大体がこの人の言葉か。

金居智之と妻(真実のお見合い相手1人目、既婚)

人によっては最良の夫になるが、真実は好きになれなかった男性。婚活でよくある男性の一例。善良に善良を重ね、無神経だが傲慢ではない。イケメンではなく、洗練もされていない。妻もまた婚活で出会う代表的な女性。積極的。ただし善良かというとそうでもない。

有坂恵(真実の群馬県庁時代の同僚、中学の同級生、既婚)

真実と途中まで同じ道をあゆんでいた、あったかもしれない将来の一例みたいな女性。合コンなどに参加して機会を作り早くに結婚する。ただし、真実が逃げた狭い世界に留まった女性。真実の姉と役割が被るところがあるが、第三者という関係性の違いが必要だったのだろう。

花垣学(真実のお見合い相手2人目、未婚)

我欲がないためにボンヤリしていて口数が極端に少なくコミュニケーション能力が低い。そのため癖が強く、古い車に乗り、言わなくて良いことを言ってしまう。婚活ではモテないタイプで、その印象を深めるため、1人目との対比のためにイケメンになったのだろう。善良ではあるが、結婚したらすごく苦労するだろうなと思う。

ジャネット(真実の東京での派遣先である英会話教室での同僚)

バイリンガルで努力家。真実の自慢の友人。善良で情に篤い。失踪する時に彼女を頼れなかった点、美奈子たちに馬鹿にされた時の心の支えになるというのが役回りで彼女自体にはあまり色はない。真実の歪みが現れている。

美奈子・梓など(架の女友達たち)

善良ではない女性、行動して失敗を重ねて経験を積むことで物事が分かっている女性。真実との対比。既婚の人もいるし未婚の人もいる。架のことが好きな人もいる。夫側の関係女性として出さないわけにはいかない登場人物。なぜ彼女たちは架の友人にはなれても結婚相手にはなれなかったのか。相性だったのだろうが、その辺りを考えるのは面白い

谷川ヨシノ(真実のボランティア先の担当者、シングルマザー)

女性のキャリアモデルの第三極。キャリアウーマンなのだがキラキラしているわけではなく実直で地に足を付けている。真実の人生の道しるべ的な役回りかなと。


その他

    大原夫婦(架の親友)

架の上位互換。アドバイザー、その他友人との橋渡し的な役割。夫婦関係などは深い描写や考察はなかったと思う。

    坂庭正治(真実の父)

昔ながらの亭主関白で無口な父。娘にはあまり影響力がないものとして描かれているように感じた。

    架の母

同居をせまる母という役割。息子側には何も言わずに、嫁側にのみ伝えるという狡猾さ、それを自然にやっているのか息子には知られないように画策しているのか、どちらにしても同居は悪という作者や世間の前提のもとに言わされているのだろう。真実の母ほどではないが、これもまた母の一例であり、真実の善良さの一例。

    泉(真実の同級生、キャリアウーマン、既婚)

大学の学部まで知らない。ということが女性の自立やその人への興味のなさであることを語るための舞台装置。潜在的には真実の理想の女性像?

    樫澤耕太郎(ボランティア先の写真館の若主人)

ボランティア関係でのモデルの一例かなと。

    早苗・力親子(ボランティアの同僚、逃げて来た)

別作品の主人公?

    高橋(地図作りの先輩、男性)

真実をデートに誘う。恋愛について改めて考えさせられる。

    石母田(石巻の神社のおばあさん)

婚活外、恋愛当事者ではない一般人。客観的に物事を見て驚かせる役回り。婚活という名前を外して考えると、この物語は大恋愛なのではないかという。婚活経験者からすると自然ではない出会いで好きから始まるわけではなく打算のある関係だから恋愛とは違うと思ってしまうかもしれないが、実際にどこが違うのか?同じではないかと問いかける。

2018年7月25日水曜日

末井昭の『結婚』を読んで

他の結婚本とは一味違った本。
自身の半生について、結婚という切り口であれこれと当時の思いなどをまとめた本。
母親が愛人とダイナマイト自殺した話とか、
一度離婚した話、その前に激しく女遊びをした話、3億借金をした話、
妻との喧嘩、ガン、色々と派手なお話が多いです。

でも、大きなウェイトを占めるのは「イエスの方舟」の千石という方の聖書解釈。
『情が移るということは、悪魔のしわざ』
『ちょっとであろうとそっとであろうと夫婦の中に嘘が入り込みますと、もうどんなにがんばっても、その夫婦にはしあわせは絶対におとずれません。』
『男の栄光は一人の女を愛し切ることにある』
『男はカマキリのようにメスに食べられてしまうのが理想なんです』
『相手のしあわせをたえず祈れ』
『女は男を愛せない(男は女を愛し、女はその愛を受け止める)』

他人と真剣に向き合う、自分も相手も変わっていける、嘘をつかない。

単純に作者が書こうとしている自画像を見ると、非常にダメな人間が、
ダメな家庭で育ち、ダメな結婚をして、満たされないで自堕落な生活をして、
それでも自分と正反対の自分とは違った意味で突き抜けている妻と出会い、
苦しんで苦しんで、少しずつ変わっていった男の話。

ということになるんでしょうが、会社でハンコだけ押していればいい地位に着いたり、
本を何冊も出している時点で人並ならぬ苦労や努力、葛藤を潜り抜けて来たことがうかがえます。
そうそう、真似はできない人生だと思います。

苦しんだからこそ、理解出来たことを一生懸命に書いている本です。
そのことは誰にとっても参考になることだと思う。

最短を行こうとか、うまくやろうとか、正しくやろうとか、
人生そういうことではないんですから。

いつかどこかではっと思い出せる出来事がありそうな、とても良い本でした。


2018年7月20日金曜日

『困難な結婚』を読んで

結婚とは安全保障である。
結婚、相手に期待し過ぎ。

たぶん、これがこの本の主旨。
結婚は病める時も健やかな時も一緒に頑張るっている契約で、
それ以上でもそれ以下でもないと、ずいぶん冷めたご意見です。

おはようなどの挨拶、みたいな当たり前のことが出来れば
何とかなるとか、家庭にはボスがいるべきというのは、まぁそうかなと思った。

仮に平和的に平等で、力関係が一緒の家庭があったとして、
健やかな時には問題ないけれど、何かあった時には、
一気に力関係が崩れてしまって、そのことに不満を感じてしまう。
そのことが離婚に結びつきやすい(と書いてあったかは忘れたけれど)。

問題になるのは実際の不平等とかではなく、不満に感じるかどうか。

そういう話。結婚に、相手に夢を見て、そことの乖離に不満を感じながら、
生活したら不幸になってしまう。
お金だって、足りないと思うから不満に感じるので、ちょっとあまるくらいの
生活が普通だと思い、そういう生活をすれば、不満もなくなる、
というような話が書かれている。

実際、その通りなんですが、なら結婚ってなんだろうか?
という話。

著者に言われると、全く違う人間が、一緒に暮らしているだけで奇跡
なんだから、それ以上を望むのはお門違いだということになるんだろう。
そうやって暮らしているだけで十二分にお釣りがくるくらいにメリットがある、
大人になれると。

言っていること自体は、ちょっと違うような気がしますが、
マイナスから仰ぎ見るか、プラスから見下ろすか、
視座が違うだけで、言っていることは大した変わらないのだと思う。

どっちが納得感があるかはその人次第なんでしょう。

2018年7月13日金曜日

『大人の結婚』を読んで

是非お勧めの1冊。

結婚について、目につく本はとりあえず買っている。
この本は内容的に、アラフォー以降の女性に向けて書かれた、結婚するためには、
結婚とは、というお題で書かれた本。

ただ、内容的には男性にも通じるところはあるし、若い人こそ読んで欲しい内容になっている。
とはいえ、本でも他人の話でも本人に準備が出来ていないと、右から左に通り過ぎていくだけなので、
アラフォーくらいにならないと、この本に共感するのは難しいのかもしれない。

エッセンスのエッセンスだけを抜き出すと、以下のような感じ。

・結婚には「結婚する」という決意と行動が重要
・王子様に見合うお姫様になれ
・自分が相手に求めるものを悩んで見つけろ
・「結婚して幸せになりたい」はNG
・結婚は自分を成長させるため、子供を授かるためにする。
・自分を大好きになれ
・価値観が一致する人を探せ
・違和感、迷い、悩みはよくよく気を付けて考える

目新しい主張があるわけではない。
でも、丁寧に、結婚に向けての行動、心構えを説明して、
そのあとに結婚のすばらしさを説く、という一貫した流れでまとまっている本は
そうそうないだろうと思う。

モテに集中したり、統計的な話が多かったり、婚活の方法論にいったり、
ちょっと言い方が悪いかもしれないが、偏った内容、冷静な内容の本が多い中、
情熱的で全体を見ている。

難点は、著者が夢セラピーとかやっている人らしく、
若干、非科学的な内容を含むので、引いてしまう人もいるかもしれないこと。
例えば、子供は適切な家に生まれる、だって自分の子供が雲からお母さんのところに
降りて来たって言ってたから、とか、、まぁ、信じるのは勝手だし、信じたからって
デメリットもないのでいいんですけどね。



要約すると、
自分を磨いて自分が思う良い人と結婚しろ。
結婚は最高に成長できるし、最高に幸せだから。

といったところ。

2017年12月9日土曜日

『SHIMIKEN's BEST SEX』を読んで

HOW TO本です。
俺の経験に基づく良いSEXとは、という感じ。
相手を愛して、気遣って、コミュニケーションするのが大前提というのは
他の本とも同様。自分を知り、相手を知れば百選危うからずということで、
婚活もそうだしSEXもそうだし、自分磨きよりまず先にコミュニケーションは
その2つをやらないとダメなんでしょうね。
自分探しとか馬鹿にされているけれど、バックパッカーとか方法が突飛で
遠回りなだけで、目的自体は間違っていないのかも。

細かな各種のやり方や注意点などが書いてあるので、ある意味辞書的な本。
訓練・強化のため、週に14回〇ナニーをしろとか書いてあったのには驚いた。
この辺り、健康に良いのはやる?やらない?どっちだという話があって、
Daigoさんの本にもやった方がいいと書いてあったけれど、週14回は、なかなか難しい。

記載の範囲が広いので、色々と知る意味で、読んでみるのはいいと思いました。
硬派?な本ばかり読んでいるからかもしれないけれど、
本当に色物ではなく、真面目にコミュニケーションの一環、重要な一部としてSEXを
語っている本が多くてびっくりします。

性教育が遅れているとか、避けられているとか、社会問題化していますが、
この辺り何冊か読ませれば問題は起きないような。
まぁ、若者に読ませるなら、避妊とか病気とかの記載ももう少し欲しいところです。
コンドームの付け方と、液の味や色で病気を見分けるとかその程度のことしか
書いていませんから。網羅的に性を扱うなら、
ピルとかの避妊のパーセントの表くらいは載せてもいいような気がします。

この本はあくまで心構え、生物学的な事実、テクニックに重心がある本です。

2017年11月26日日曜日

『ベッドの上の心理学』を読んで

ドギツイ内容の1歩手前のタイトルですが、内容はタイトルよりドギツイ。
メンタリストDaiGoさんの本で、セックスの前・中・後のHowToと
その周辺についての効果。例えば幸福感とか病気とか離婚とかと相関関係があるよ、
ということが書かれています。

スローセックスの話で、これが正しいかどうかはよく分からないけれど、
きっと正しいのだろうと想像します。女性向けAVは確かに男性向けAVとは
違ってスローですから。

直接的な表現は避けるとして、結構すらすら読めて面白い。
浮気性の人は遺伝子からしてそうだから諦めろとか、
見分け方は浪費癖の有無だとか。

3大欲は男女で順番が違う。
他の欲を満たすと、性欲が増大されるとか。

モテるというのは遺伝子の話なので、
男は良い遺伝子(イケメンとか)、女は妊娠しやすさをアピールしろ、
要するに女性は若い方がモテるのは遺伝子からすると摂理だという話。

こんな内容は枝葉で、軸はセックスについてなので、この辺り気になる人は読んでみると
いいかも。
婚活時点でも知っていると良さそうな気がする。
まぁ、参考資料に書かれている本の方を読むのもいい。この本はそれらのいいとこどりした本のようなので。

2017年11月24日金曜日

『どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた』を読んで

タイトルに科学とありながら、あんまり科学的ではない本でした。
どっちかといえば、宗教とか思想とかの方が近そう。
当たり前の話が多いし、あんまり役には立たないかも。

着想はポジティブ(感情的)に、解決はネガティブ(論理的)にとか、
色々な感情を定期的に体験するようにしているとか、
結婚は決断が先で、良い人がいたらなんかでは出来ない、
妻子が帰ってもいないと思って生活しているから、家に帰っていると幸せとか、
自分の感情を認識して素直になるとか、

まぁまぁ他でも聞きつつ、そうだよなぁと納得するような話はある。
婚活にはあまり役立たないかなぁ。

2017年11月3日金曜日

『損する結婚、儲かる離婚』を読んで

結婚制度、法規制、社会通念について説明した本。
繰り返されるのが、結婚という金融商品がとても特異なものだということ。
内助の功の考え方のもと、夫婦の収入の半分ずつをそれぞれの権利とする。
したがって、専業主婦(主夫)と莫大な収入がある伴侶であっても、
半々の権利を持つ。それは離婚の直前の段階になっても。
(婚前資産は当人の資産で、半々の権利があるのは結婚後に築いた資産)

離婚に先立ち発生する費用として、婚姻費用と養育費用、慰謝料が発生する。
この中で一番大きい可能性が高いのが、婚姻費用で、収入の半分が無条件で支払われる。
これは強制的なもので、給料の差し押さえなども可能。
養育費用は子供がいれば支払われる。最後の慰謝料は微々たる金額らしい。

しかも、離婚の原因に寄らず、例えば不倫したとかでも前者の2つは全く関係なく
支払われて、かつ離婚が成立するまで支払われる。
この離婚の成立はとても厄介らしい、昔に比べればまだ短期間になったが、
別居を5~10年続けないと離婚できないらしい。
当然、婚姻費用を受け取る方針で、裁判を続けたら、という前提付きだけれど。

本には書かれていないけれど、実際は離婚時には疲労していて、
一時でも早く縁を切りたいということで、これらの費用を無視して離婚してしまう人も
多いのじゃないかと思う。
これは書いてあったけれど、そもそも収入がなければ払いようがないので、
ニート的な人の場合は、即離婚になる。

これは男女差別なく、収入が高い方が、低い方に払う必要が出てくる。
要するに収入格差があると結婚は離婚というリスクが生じる危険なものだということになる。

婚姻費用は、結婚しないと払わなくていいので、事実婚だとリスクは半減する。
それでも養育費は払わないといけないけれど、これはどう考えても当然のことなので、まぁいいだろう。


というのがこの本の軸で、他に雑多な考察が続く。
結婚で得をする収入格差の具体例。
女性の社会進出で婚姻率が減少する。(男性の医者はほぼ結婚しているが、女医は結婚していない人が多い)
ゆるやかな一夫多妻が人間の種としては自然。下位の男性はあぶれるのが自然。
結婚というのは、女性に下位の男性との婚姻を強いる女性差別的な制度。
お妾さん、愛人の推奨。
内助の功なんて時代錯誤。
婚外子率が日本が低すぎる。女性の社会進出と相関する。アイスランドは7割近くが婚外子。
男系制社会は、戦争のためのもの。女系制社会の方が子殺しも起きないし、全体的にハッピー。


と結婚について考えさせられる本でした。
個人的にも結婚制度なんてナンセンスだと思っています。
でも社会通念上、法規制上、子供を育てるには法律上の結婚をして夫婦になった方が
効率がいい。
特に厄介なのが、「誠実」とかいう言葉で語られる結婚して当然、そうあるべきという
一般的な感覚。
結婚のデメリットは離婚の際の金銭的な損失と浮気が許されないというところくらいで、
今のところ離婚も浮気もする気はさらさらないので、まぁいいのだけれど。
それにしたって、猿回しの猿のようにいいように踊らされている感覚があるので、
結婚制度自体には、あまり良い印象がない。

といっても、デメリットそんなにないし、相手や家族が結婚という形式を望むなら、
当然のように結婚とそのレールに乗るのですけどもね。

2017年10月19日木曜日

『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』を読んで

『すべてはモテるためである』は男性向けで、この本は女性向け。
正直難しい。作者自身が、あとがきで「自己受容」ってなんだろ、難しいとか言っているくらいですからね。

書いてある内容はとても普遍的でありふれているように思う。
ただ、それが具体的に比較的理解しやすいよう書かれている。
本っていうのは、大方そんなもので、
人間の考え着くことなんて似たり寄ったり。
でも、それを読者に届ける表現をするのが難しい。
だから、色々な層に向けて、同じようなことを書いた本が出来上がる。
それで、同じ考えが様々な層に浸透する。

この本の書いてあることは、とっても仏教的だと思った。
『反応しない練習』という本と同じことを言っていると感じた。
あちらの本は、自分の感情を受け止めて、感じきること、そのことが全ての出発点で、
あり、そこから無駄な反応(苦悩とか)をしないようにすることを説いている。
問題の本質は外部にあるのではなく、内部にある。
しかし、その内部の感情を無視して、頭で考え過ぎて、無理をしていることが
苦しみの本質であろうと。

人間死ぬ時は死ぬ、それで悲しんでも楽しくはない。
頑張る信仰が根強過ぎて、努力して成し遂げることが良い事のように言われるが、
そこはきちんと腑分けしないといけない。
変えられないものに対して、頑張るのは無駄だ。
変えられるものに対して、頑張らないのは怠慢だ。

例えば、ただ立つだけなら苦しくないだろうが、
体を動かさないで、下に移動するような感覚を持つようにすると、
それだけで疲れる。心持ちというのはそういうものだと思う。

というのは、この本から連想した内容。



この本自体は、「心の穴」と「自己受容」をキーワードにして、
自己受容が出来れば、心の穴に向き合えれば、同じく出来ている異性と
出会い、愛情をはぐくみ、幸せになれると言っている。
自己受容が出来なければ、同じような人に出会い、不幸せになる。
なぜなら、心の穴は同族を欲しがるから。

言い換えると、人を愛せば、愛してくれる人に愛される、ということ。
昔、「人に親切をするのであれば恨まれる覚悟で親切にしろ」とどこかで読んだ。
自己満足ではダメだけれど、見返りを求めるのもダメ、同じような思想に基づく言葉なんだろう。

ざっくりそんなところ。


言葉が足りないのだろうせいで、あちこち矛盾しているような気がする。
肩の力を抜いて緩くいけと言っているのかと思えば、
色々なことに、単なるナルシシズムであること、親の影響に、
自分が何に心動かされるのか、心の穴の形はどうなのか、などなどに気付けとも
言っているように思う。

でも、矛盾していたって、なんだって、自分にとって示唆があれば、
得るものがあればそれでいいと思う。

この本はプラスだ、様々な例と思考、対話を読めるという点で。
男性だろうが、女性だろうが読むべき本だ。
ただ、難しいのでどれだけの人が理解できるか悩ましい。

2017年10月7日土曜日

『すべてはモテるためである』を読んで

素晴らしい。婚活する男性は是非読んで欲しい。
女性が読んでもいいけれど、少し下品なので、嫌がるかも?

『LOVE理論』とかでも書かれていましたし、当然なんですが、
モテるってある程度、技術だし、経験に根ざしている、
考えること・経験することがとっても大事。

特に、この本は自分について考えることを推奨しています。
なんでモテたいのか?どうモテたいのか?自分の「居場所(=好きなものなど?)」はどこなのか?
とかとか。

で、モテないのは、「キモチワルイ」からだと。
まずこの手のモテマニュアルを読んでいることがキモチワルイ。
目の前にいる女性を無視して、そのテクニックや方法だけなぞって、
どや顔しているのがキモチワルイ。
などなど、「相手の土俵に乗っていない」のがキモチワルイことだと書いています。
相手の身になって考えていないとか、思い込みで行動するとか、
自分の都合だけで行動するとか、暗いとか。

でキモチワルイ原因として挙げているのが、バカと臆病です。
バカは考え無し、臆病は考え過ぎて行動に移せないこと。

とまぁ、懇切丁寧に色々と解説してくれています。

実践としては、キャバクラ的なところに、女性とコミュニケーションの練習するために行け。
次は相手のことを考えたセックスが出来るようになるための練習として、もっと本格的な風俗店に行け。
次に社会人サークル、SNSのオフ会的な、出会い目的ではなく趣味の場に行け。
最後がやっと実践で恋愛とかをしろと。

後は、自分を守ろうとするな、自己開示をしろ、自分の中の女性を意識しろ、
感情を感じつくしてから考えろとか、色々とウンチクのある内容を含みます。

何でモテたいかって、愛されたいからなんですよね。突き詰めれば。
そのために愛さないと、と分かっていてもまだできていないと著者は書いています。
何かが欲しいから行動する、でも相手もおんなじ人間で、何かが欲しい。
だから、最初にこちらから差し出さないといけない。(聖書とかでもありますね、この考え方)
でも、バカだったり臆病だったりするとそれが出来ない。
技術もあるけれど、そういう態度の問題なのかなと思いました。

婚活って、恋愛関係とかいう前に、人間関係なので、
遠回りだと思っても、人間関係や自分との関係をよくよく見つめ直して、
訓練しないといけないのだと思います。

誰かも言っていました、学校では恋愛を教えてくれないと。
この本にも書いていました。恋愛や愛の仕方は生得的には持っていないものだ。
だから本当はどこかで学ばないといけない。

2017年9月30日土曜日

『卵子老化の真実』を読んで

高齢出産について、汎用的に説明した本です。
何歳まで産めるのか?実例として、40代半ばの人も出てきます。
東京だと3人に1人が高齢出産(定義上だと35歳以上の出産)だそうです。

色々な統計情報込みで参考になりますし、知らなかったことが結構あります。
例えば、高齢初産は確かに現在特有の現象なんですが、
高齢出産自体は、昔の方がずっと多かったという話。
そもそも避妊なんてできなかったので、いつまでも子供が出来た。
しかも、多産だったので、妊娠能力が高くて、意外に元気な子が産まれる。
例えば、夏目漱石さんのお母さんは42歳。

題名にもなっている卵子の老化は、赤ちゃんの頃が卵子の数がもっとも多く
700万、思春期には20万個ほどになって、その中から月に100個ほど成長して、
1回に1個排卵される。
で、この排卵のタイミングで1個以外は吸収されてしまうらしい。
吸収されてなくなるからといって、必ずしも出来が悪いわけではないと。
なので、吸収される前に、取り出して育てて、受精して戻すのが体外受精
ということらしい。
で、老化するとこの数が減っていって、確率として質も落ちてくる。

で、この数とか質は年齢というよりも、個体差がとても大きい。
なので、下手すると10歳くらいは違いができると。

それと、妊娠のしやすさで男性の年齢も関係しているというところも面白い。
若いとあまり関係しないらしいのですが、女性の年齢が30後半だと、
男性が同年齢、5歳年上の場合で、10%ほど差が出来ると。

高齢出産だと、障害などの問題が発生する可能性も増える。
ダウン症くらいであとは、そもそも出産できない系のようですが。
で、このダウン症は、NIPTという検査でほぼ確実に分かる。
羊水検査だともっと確率が高いそうですが、流産の可能性があるのと、
かなり不快らしいのがネック。

最後に、出産可能期間を延ばす方法。別に推奨されているわけでも、
明確な証拠が記載されているわけではないけれど、道理だと思った。
まずは、ピルを飲むこと、そして出産すること。
このことによって、排卵が抑制されるので、残存卵子数が増えるためです。
ただ、ピルの場合、使わない機能ということで、逆に期間短くなる可能性も
ありそうな気がしますけど。

なんにしろ、色々と網羅的に書いてあって、勉強になりました。


2017年9月29日金曜日

『マンガでわかるオトコの子の「性」』を読んで

薦められていたので読んでみた。
思春期の少年が悩んでいると、女医さんが現れて解説をしてくれる。
という流れで進む。
体の変化から始まり、良くある悩みについて、解説しているのでとても分かりやすい。
例えば、ナニが小さいとか女性は気にしないとか、
AVはファンタジーだとか、マスターベーションの正しい仕方とか、
LGBT(性的マイノリティー)、避妊、性病、性暴力、
自傷・スマホ(あんまり性と関係ないような、、)、
が章立てで説明されています。

中には知らないこともあったので、悪くはなかった。
高いですが。

適齢期の子供がいたら読ませても良さそう。

2017年7月18日火曜日

『最速でおしゃれに見せる方法』を読んで

地味に色々読んでいるので、感想でも。
見た目というか、服装の本。

ビジネスとカジュアルの割合を7:3にしようとか、
I、A、Y型の服装、とりあえずは上下細身が失敗が少ないとか、
それっぽいアドバイスが書いてある。

比較的実践しやすいし、ロジックが先にあるので、応用も効く。
読んで良かったなと思えました。Amazonとかでも評判良いですしね。
作者のブログ?メルマガ?でほとんど同じことが書いてあるので、本を買う必要なしとかも書いてある。

とはいえ、いろんな種類の服を着て合わせてみて(ユニクロとか安いので可)、
良し悪しの感覚を身に着けないと、実際には格好良くはなれなさそう。

気になったのは、本の中で出てくる作者?のイケてるコーディネートが滅茶苦茶ダサイものが多いこと。
後は、髪とか姿勢とかその他身だしなみについての記載がないので実際に真似をしても、
最悪を脱するだけなんだろうな、と思えるところ。

2017年2月22日水曜日

『結婚を後悔しない50のリスト』を読んで

結婚する前に確認すべき50個のポイントについて、説明している本。
お相手のデート時の話題にいいかなぁ、あとは本当に結婚しようと思ったら、
一緒にこの本の目次をもとに、認識合わせをしたい。
全部話をしたつもりでも、すり合わせができていないことなんて、当然出来てくるはず。
なので、こんな本やリストを使用して漏れをなくすのは必要だと思います。

気を使ってそれさえできないような関係なら、結婚も失敗するだろう。

『早子先生、婚活の時間です』を読んで

感想「へ?」
ってな感じ。たんぱくな女性の結婚相談所や合コンを通じての
婚活な日常を描いた4コマ漫画。
それ以上でもそれ以下でもない。
へ~こんな感じの人もいるんですねくらいしかいいようがない。
あんまり結婚に前向きではない感じだし、何か学べる感じもない。

最後に結婚するわけでも、誰かとお付き合いをするわけでもない。
日常フォーエバーな感じで終わる。

『はじめての「ネット婚活」』を読んで

結構前に読んだので、ざっくり。
女性向けのネット婚活のいろは本。
このまま使ったら弱効果では、と思う箇所もありますが、
本当に懇切丁寧に説明してくれているので、ネット婚活やるなら読んでおいて損はない。

2017年2月21日火曜日

『結婚さえできればいいと思っていたけど』を読んで

ほぼ漫画本。途中に少し文章あり。
結婚したんだけれど、失敗して、離婚した後、
事実婚をした人の体験記です。

結婚しても当然失敗することはある、そもそも結婚って制度を利用することは
本当に必要なんだっけか?という問いかけをしてくる感じ。

まず熱病に浮かされて結婚したけど、
共働きなのに夫は家事をしてくれない、収入が低く資格等を頑張ると約束したのにしてくれない、
姓を変えないといけないとか男女差別がある、、、で耐えきれずに離婚。

離婚したいと言ったら、夫が即OKしている場面がありますが、
ここ見ると対話、議論が出来なかったんだろうな、と思いました。

で、もう結婚はこりごりといいつつ、結構な年上のバツイチ男と事実婚。
しかも、不妊治療後に子供まで作っています。
姓、財産は別々。
もしもの時の不安があって、誰かと一緒に生活できる安心を取りたかった感じみたい。


物語として読む感じですね。選択肢としてこんなのもあるんだな、という程度。

『普通のダンナがなぜ見つからない?』を読んで

愛少女ポリアンナが好きだ。
ハウス世界名作劇場のアニメの1作品だ。
主人公の声がかわいらしいというのも若干あるが、この作品の重要なキーワード
「良かった探し」に当時とても感動したためだ。
もううろ覚えだが、少女は結構不幸なのだか、父親に言われた「良かったを探しなさい」
という言葉を守り、どんな時にも良いことを探し、幸せになっていく、という話だったような、違ったような、、、

なんにしろ、プラスの面に着眼する、意識を向けることで、問題が解決することは結構ある。
不幸な人は不幸になりたくてなっている場合があるし、ネガティブな人は、不幸になりたがっている
ように見える。
何事にだって、どんな時にだって、塞翁が馬の故事のように、良いことがある。

良い面を見て過ごせば、前向きに楽しく過ごせる。
ただ、悪い部分に眼を瞑ってはいけない、そこはそことして、今後の改善点、回避策を考えないといけない。

という話を思い出す逸話がこの本の中にあった。「惚れ力」が大事という項目。
今の自分が求めるものにドンピシャ、相手を如何にして好きになるか?
人間好きになってくれた人を好きになるのが人情。距離感というものもありますが、
相手を思いやしながら気遣いながら、ベタに好意を伝えることの破壊力は半端ない。
そういう意味で、実用性も抜群なこの力の養成方法として挙がっているのが、
「相手の良かった点を10個探す」というもの。

これは盲点だった、というか気づくべきだった。
自分に必要な考え方って大体もう知っていることなんですよね、
応用力が大事だと気付いた。その分野の本を読む前に、考え方のフレームワークとか、
整理の方法について、復習した方がいいのかも。

本全体としては、女性向けで、普通のハードルをクリアする独身男性なんてほとんどいないこと、
そもそも出会いの方法、惚れるための方法、決断するための方法を例を用いてわかりやすく説明している名著だと思う。
中身が濃いかというとそうでもないですが、婚活の第一歩として良い本だと思います。


最後に、来週また会う予定の女性の良いところ10個
1, 仕事を頑張っている
2, 読書している(インプットがある)
3, スタイル普通(太すぎず、細すぎず)
4, 理知的
5, 男性慣れをあまりしていない(良い点か?)
6, 自分の意見を言える
7, 割り勘派(良い点か?)
8, ゲームとかのオタク趣味に寛容そう
9, 自分から見ると若い(30歳だったはず)
10, 毎日メッセージしていないと寂しくて死ぬ族の人でない

1時間ちょいしか話をしていない似た内容が多いですが、なんとか10個あげられた。

2017年2月17日金曜日

『LOVE理論』を読んで

朝方目が覚めたので、本を1冊読んでいた。

ここ3週間ほど婚活らしい婚活をあまりしていなくて、ネットでメッセージのやり取りを10人くらいと
しては途切れて、しては途切れてを繰り返す感じです。続いている人もいますが。
ただ、どうもメッセージを返すことに強烈な拒否感を感じる今日この頃。
返さないといけない、けど面倒、また返事来なかったらどうしよう、って感じです。
現時点では大した興味もない相手の趣味とか当たり障りがないことを聞いても、
会ってみないと何にも分からないし、時間がもったいない。と思ってしまう。だから文章もいまいちになっているはず。
そもそも、女性と仲良くなりたいとか、モテたいとか全然ない。良い伴侶になる方がいればとてもうれしいし、人生も楽しいだろうとは思うのだけれど、そのための努力がどうも嫌悪感を感じてしまう。

という現状から、恋愛映画見たり、人生教本みたいな本や愛についての本を読んだりしている。
その一環が表題の本。

こういう本は軽薄な印象が強いし、嫌いな部類なのだけれど、
表現方法は下品だが、悪くない本だ。

要点は2点。
・モテたいなら死に物狂いで努力しろ、PDCAを回せ(PDCAという言葉は出てこないけど)
 ありのままの自分、魅力的な自分になれ。
・セックス終わると女はテンションが上がるから、死んでもセックスに持ち込め

まぁまぁ妥当な気がするがレイプとかに発展しそうで(本書で釘刺していますが)、ちょっと怖い。
でもセックスは奉仕活動であって、楽しむなんて考えてはいけないとかも書かれている。
そこを楽しむ目的なのが軟派な人だと思っていたのに、一体、どうしてモテたいと思うのか、
原動力はなんなのか読んでいてもちょっとよく分からなかった。
男ならモテたいのは当然だろうという話なんだろうか、


なにはともあれ、さっくり読めるし、納得感はあるのでお勧め。
下品な内容含むけど、なんとなく女性にこそ読んで欲しい気もする本でした。
とりあえず、活動(相手)にもっと真剣に向き合おうと思います。

2017年1月29日日曜日

『愛とは、怖れを手ばなすこと』を読んで

今日は婚活パーティーに行こうかとも思ったが、本を読んでプロフィールや考えの充実にあてることにした。
自分は誰かを大事に(愛する)する自信はあるが、愛し始める自信がない。
だって運命の人なんて出会ったこともないし、自分からアタックしても、
キレイな知的な人な人が振り向いてくれるなんてこともない、婚活パーティーでキレイな人ってみたことないけど。
少なくとも理想の相手ではないから、もっと良い人がいるのではないかと思ってしまうところはどうしてもある。

で、「愛」について本をいくつか読むことにした。
恋愛の「愛」とは違いますが、表題の本はなかなか面白い。

簡単に言えば「悟れ」って言っているんですが、「相手は変えられない、見える景色はすべて自分の受け取り方であり、愛を持ってあたればやすらぎ・幸せがある」と説いている。
そのためには、自分・他者をゆるし、過去を忘れ未来を気にせず、現在を生き、自分・他者を愛すように行動せよ。ということらしい。

神は介在しないので宗教ではないんですが、ブッタとかも似たようなこと言っていたような。
他者は変えられないんだから、気にするな、幸せになれ、ってことなんですよね。
自分と他者は同一の存在だと考えろとかもあった。

日本で普通に暮らす分にはその通り、そうすべき(すべきという言葉はゴミ箱に捨てろってあったけど)。

ただ、例えば自分の大切な人を誰かに殺されたら、その人を恨むなってことなんでしょうかね?
たぶん、答えはYesで、罪を憎んで人を憎まずの精神なんでしょう。
後は、こんな善人が「北斗の拳」で惨殺されているのを見たのが刷り込まれていて、違和感を感じる。
ビジネスでこんな甘いことして、例えば人は成長しないのではないか?ストレスが皆無になってしまったら、人は成長しない。明日のことを心配して、過去を教訓に歩んでいかないと人類なんて即全滅。
なんてことを思った。

少なくとも婚活に挑む態度としてはこれは極めて重要だと思いました。
薄い本なんで読んでみてください。

結婚2年目の所感

 ざっくり言うと順調な方 時には喧嘩をしつつ仲良く生活をしています。 彼女の住居が遠方だったので近くに来てもらいつつ、新居(賃貸)を構えて過ごし始めました。言っていることがコロコロ変わって振り回されてはいますが、まぁ他人というのはそんなものなんだろうなと思って、不満を伝えつつ過ご...