2019年2月8日金曜日

梨花さんとのお別れ(10回目のデート)

彼女は察していたのだろうか?
表情が読みづらいのでよく分からなかった。
話し合いをしたかった、そうしてくれない人であれば、そこまでの人だから、お別れで良い。
前から彼女はそう言っていたし、今回もそう言っていた。

お店で別れ話を切り出した。
ゆっくり、言葉を選びながら。時には促されて。
彼女は話し合いをしてくれなかったことに、結婚のゴールが違かったら、
ずっと一緒にいたかった、と言ったことに、傷ついたと言っていた。

もう少し何とかしようがあったんではないか。
もう少し彼女の傷を少なくする、話はないと言わせてしまわずに、
笑顔でお別れする方法はなかったんだろうか?

私が人の気持ちが分からないから、うまくお別れ出来ないのだろう。
話が出来ないということで、彼女の心のシャッターが完全に閉じてしまった。
たぶん、シャッターを閉じて自分とは関係ないものと考えても、
奥では炎が消えずにくすぶっている。
それが彼女をむしばむんじゃなかろうか。

そうでないことを祈る。


しきりに彼女は自分が傷つきたいだけじゃないか、どういってほしいのか?
と言っていた。きっとそういう面もあるんじゃないかとは思う。
自己保身。

でもそれだけなんて人がいるんだろうか?
話をする目的は付き合うか、別れるかだけなんだろうか?

付き合う、別れるの話が終わった後に、
気持ちとか、アドバイスとか、色々とお話したかった。
それは拒絶された。

たぶん、それが普通の感覚なのだろう。
自分が変わっていることは分かっている。

でも、考えてしまう。
話が、思いが通じる相手というのはいるのだろうか?
自分が話を、思いを相手に通じさせられるだけの力を持つことはできるのだろうか?
そもそも不可能なのか?
運命の相手というのがそれが叶う相手なのか?

いや、あくまで程度の問題で、不可能なのだろう。

それでは、彼女はどうだったのだろう?
理知的で、辛抱強い。一線さえ越えなければ。
超えるとシャッターが下りる。それは、若くはないが、若さゆえなのだろう。
そうすると、やはり理想的な相手だったのかもしれない。
それは分からない。

1つでも間違えれば、正解にはたどり着けない。
でも、別な正解にたどり着く、だったか、

そういうことなんだろう。

後悔はしない。自分に今できることは、これだけだった。

これからも彼女が元気でいることを願う。

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